【動画】フランス人にとって英語の発音は超難しい!:パリジャンに英語の発音をしてもらったら悲惨な結果に
アメリカでこんなYouTube動画が話題になっている。公開6日目で160万回の再生回数。パリの街中でフランス人に、いくつかの英語の単語を発音してもらっている動画。普通に『Though〜(〜だけど)』とか『Jeweler(ジュエラー)』、『Squirrel(リス)』など、日常的に子供でも使う単語が、意外とフランス人にとっては舌がカミカミになるというのがよくわかる内容で見ていてクスッと笑える。ちなみに、英語で「舌がもつれる」や「舌を噛む」事を"tongue tied"(舌が結ばれてしまう)と言うので覚えておくと便利。
こちらがその動画。フランス語の会話に、英語の字幕がついている。フランス語がわからなくても、英語の発音に苦労している様子がよくわかる。
フランス人が発音にチャレンジをした英単語は次の8つ。おそらく、インタビュアーがお手本で英語の発音をしてみせて、それに続いて真似できるかテストしているようだ。
2つ目のHedgehogもフランス人にとっては発音が難しい。というのも、フランス語では基本的に「H」の発音をしないからだ。例えば、サッカーの本田選手の名前は、フランス人に言わせると「オンダ」になる。「ヘッジホッグ」は二つもHの発音が入っているので超難かしい単語になる。もしフランス人が普通に発音しようとしたら、「エッジ・オッグ」となるはずだ。実際、3人目の男性は「これは簡単だ。エッジ・ホッグだ」と惜しい失敗をしている。
これを見て、昔、アメリカの大学で知り合ったフランス人が、「ウー?」と質問してきて理解できなかったのを思い出した。彼は、「Who?(フー?)」と言っているつもりだったのが、「ハヒフヘホ」の発音ができなくて「ウー?」と言っていたのだ。
そして女性が、無理してHの発音をしようと喉の奥から「ヘッジ・ホッグ」と言ったあと、「ドイツ語を話しているみたいだわ」と言ったのはまんざら外れていない。ドイツ語はちゃんとHの発音をするため、「ヘッジホッグ」はフランス人にとってドイツ語のように聞こえるのだろう。英語がフランス語とは種類が異なり、むしろドイツ語と同じゲルマン諸語であることがよくわかる。
Squirrel(リス)も発音するのが難しい。二人目の男性など、square friend(四角い友達)と発音してしまっている。3人目の男性も「スクイアーラル」と意味不明だ。これは日本人にとっても発音が難しい単語の一つ。ちなみにSquirrel(リス)に関して日本人の間違った理解を説明した過去記事はこちら。
マサチューセッツもひどい有様。マサチューセッツは、正しく綴るのが難しい名前としてアメリカ人の間では有名。
さらに驚きなのは、Lettuce(レタス)のような日本人にとっても発音しやすい馴染みの単語がフランス人が発音するとズタボロであること。一人目の女性は、「レイチュース」と発音。なぜか「イ(y)」が入ってしまっている。他の男性も同じように「レ」の後に「イ(y)」が入っている。フランス語特有な間違いのようだ。二人目の女性は、イタリア語を勉強したことがあり、イタリア語では「レトゥッチェ」と言うので、どうしても「レトゥッチェ」と言いたいわ、と言い訳。
そしてJewelerは全員がことごとく失敗。「ジワラー」「ジョワラー」と色々試してみるがどれも悲惨。おそらく日本語で「ジュエラー」と言った方が英語に近い。最後の「ラ」の発音は、RではなくLにする必要があるけれど。この動画をアメリカ人に紹介した記事でも、アメリカ人記者が「Jewelerがフランス人にとってこんなに発音するのが難しい単語だとは知らなかった」と書いている。
8つ目の単語、「Psychophysicotherapeutics(心理物理療法)」はおふざけでわざと発音するのが難しい専門用語を入れている。これはアメリカ人でも初見で発音するのは難しい。最も長い英単語の一つらしい。
さて、皆さんはどれくらいこれら8つの単語を正しく発音できただろうか?ある意味、フランス人に見習いたいのは、英語の発音がうまくできなくても、英語が上手く話せなくても、「それで何が悪い?」と言わんばかりに開き直って自信たっぷりなところだ。最近は、フランス(特にパリなど観光地)では英語を話してくれるフランス人が増えたが、それでも英語を話さない(話せない)フランス人は、ドイツやオランダ、北欧に比べると多い。それでも、「英語が話せなくて何が悪い。ここはフランス、フランス語で話しなさい」、と愛国心たっぷりで自国の言語に揺るぎない自信とプライドがある。
ひるがえって、日本人は義務教育で長年英語を学んでいるのに英語がちっとも上手く話せないと自虐的に言われるが、フランス人の悲惨な英語(発音)力を見てそれでも自信たっぷりなところは日本人も大いにお手本にするべきだ。
こちらがその動画。フランス語の会話に、英語の字幕がついている。フランス語がわからなくても、英語の発音に苦労している様子がよくわかる。
フランス人が発音にチャレンジをした英単語は次の8つ。おそらく、インタビュアーがお手本で英語の発音をしてみせて、それに続いて真似できるかテストしているようだ。
- Thorough(徹底的な)
- Hedgehog(ハリネズミ、ヤマアラシ)
- Squirrel(リス)
- Massachusetts(マサチューセッツ)
- Lettuce(レタス)
- Though(〜だけど)
- Jeweler(ジュエラー、宝石商)
- Psychophysicotherapeutics(心理物理療法)
2つ目のHedgehogもフランス人にとっては発音が難しい。というのも、フランス語では基本的に「H」の発音をしないからだ。例えば、サッカーの本田選手の名前は、フランス人に言わせると「オンダ」になる。「ヘッジホッグ」は二つもHの発音が入っているので超難かしい単語になる。もしフランス人が普通に発音しようとしたら、「エッジ・オッグ」となるはずだ。実際、3人目の男性は「これは簡単だ。エッジ・ホッグだ」と惜しい失敗をしている。
これを見て、昔、アメリカの大学で知り合ったフランス人が、「ウー?」と質問してきて理解できなかったのを思い出した。彼は、「Who?(フー?)」と言っているつもりだったのが、「ハヒフヘホ」の発音ができなくて「ウー?」と言っていたのだ。
そして女性が、無理してHの発音をしようと喉の奥から「ヘッジ・ホッグ」と言ったあと、「ドイツ語を話しているみたいだわ」と言ったのはまんざら外れていない。ドイツ語はちゃんとHの発音をするため、「ヘッジホッグ」はフランス人にとってドイツ語のように聞こえるのだろう。英語がフランス語とは種類が異なり、むしろドイツ語と同じゲルマン諸語であることがよくわかる。
Squirrel(リス)も発音するのが難しい。二人目の男性など、square friend(四角い友達)と発音してしまっている。3人目の男性も「スクイアーラル」と意味不明だ。これは日本人にとっても発音が難しい単語の一つ。ちなみにSquirrel(リス)に関して日本人の間違った理解を説明した過去記事はこちら。
マサチューセッツもひどい有様。マサチューセッツは、正しく綴るのが難しい名前としてアメリカ人の間では有名。
さらに驚きなのは、Lettuce(レタス)のような日本人にとっても発音しやすい馴染みの単語がフランス人が発音するとズタボロであること。一人目の女性は、「レイチュース」と発音。なぜか「イ(y)」が入ってしまっている。他の男性も同じように「レ」の後に「イ(y)」が入っている。フランス語特有な間違いのようだ。二人目の女性は、イタリア語を勉強したことがあり、イタリア語では「レトゥッチェ」と言うので、どうしても「レトゥッチェ」と言いたいわ、と言い訳。
そしてJewelerは全員がことごとく失敗。「ジワラー」「ジョワラー」と色々試してみるがどれも悲惨。おそらく日本語で「ジュエラー」と言った方が英語に近い。最後の「ラ」の発音は、RではなくLにする必要があるけれど。この動画をアメリカ人に紹介した記事でも、アメリカ人記者が「Jewelerがフランス人にとってこんなに発音するのが難しい単語だとは知らなかった」と書いている。
8つ目の単語、「Psychophysicotherapeutics(心理物理療法)」はおふざけでわざと発音するのが難しい専門用語を入れている。これはアメリカ人でも初見で発音するのは難しい。最も長い英単語の一つらしい。
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さて、皆さんはどれくらいこれら8つの単語を正しく発音できただろうか?ある意味、フランス人に見習いたいのは、英語の発音がうまくできなくても、英語が上手く話せなくても、「それで何が悪い?」と言わんばかりに開き直って自信たっぷりなところだ。最近は、フランス(特にパリなど観光地)では英語を話してくれるフランス人が増えたが、それでも英語を話さない(話せない)フランス人は、ドイツやオランダ、北欧に比べると多い。それでも、「英語が話せなくて何が悪い。ここはフランス、フランス語で話しなさい」、と愛国心たっぷりで自国の言語に揺るぎない自信とプライドがある。
ひるがえって、日本人は義務教育で長年英語を学んでいるのに英語がちっとも上手く話せないと自虐的に言われるが、フランス人の悲惨な英語(発音)力を見てそれでも自信たっぷりなところは日本人も大いにお手本にするべきだ。
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