「うんこ漢字ドリル」はアメリカでも人気になるかも?CNNアンダーソン・クーパーも生放送で「うんこ」発言
『うんこ漢字ドリル』なるものが日本の小学生の間で人気らしい。全ての例文に「うんこ」が入っているのだそう。子供達がうんこネタが好きというのはいつの時代も変わらないんだな、と思った人も多いはず。実はうんこネタは世代だけではなく国境も超えるのだ。アメリカでも「うんこネタ」は大人も子供も関係なく敏感に反応するテッパン・ネタ。
アメリカの映画を見ていても「シット"Shxt"(xをiに置換して読んでください)」というセリフを耳にしたことがあると思う。日本語ではよく「クソっ」と訳されることが多い。そのまま「クソ」なのだが、日本語よりも本来の意味に近いため、日本語で「くそッ」と言うよりも下品に聞こえる。そのためアメリカ人は子供の前ではこの単語はなるべく使わないように注意するし、子供に対してもこの言葉を使わないよう家庭で教育するのが一般的だ。(大人同士の会話でも良識ある人は使わない。)
そのため、英語ではそれ以外の言い方で「うんこ」を表現することがたくさんある。
例えば、先月CNNの生放送で司会者のアンダーソン・クーパーも「うんこ」発言をして全米を騒がせていた。
これがそのシーン。
トランプ大統領の分別のつかない行動を擁護する人に対して、業を煮やしたアンダーソン・クーパーが、
と言っている。スタジオの出演者からも失笑が聞こえる。「ダンプカー」や価格の「ダンピング」と同じ語源の"dump"が、この場合は「うんち」の意味になる。"Shxt"よりかは何倍も婉曲表現のため、テレビで発言してもかろうじて許されるレベルだが、実はこれもあまり上品な言い方ではない。男子学生が言うような荒っぽい粗野なニュアンスが含まれている。業を煮やしたアンダーソン・クーパーの、ストレスが感じられる言葉の選択だ。
このほかにも、医学的に話す場合はfecesやstool、そして子供言葉にはpoop、number two という言い方もある。その他にもdung、droppings、crapなど様々なバリエーションがあって、その数の多さから、英語圏の人たちがどれだけ「うんち」にこだわっているかうかがい知ることができる。
number oneが「小」で、number twoが「大」というのは日本語にも通じるところがある婉曲表現だが、さらにうんちのことを"BM"(ビーエム)という言い方もある。これは"bowel movement"(腸の活動)という医学用語の頭文字をとっているのだが、子供でも使う一般的な単語だ。
学校帰りに犬のフンを踏んでしまった時も、"I've stepped on a BM. Gross!"(うんち踏んじゃった。キモっ!)と言ったりもするし、お医者さんが"Did you have a BM this morning?"(今朝、排便がありましたか?)と使う時もある。非常に婉曲的に「それ」を言うことができる便利な言い方だ。
そしてなんと、日本にはかつてBMと大きく銘打ったコーヒーがあったのだ。「微糖ミルク」の頭文字を取って「BM coffee」と商品名にしたようなのだが、これを見たアメリカ人がお腹を抱えて笑ったのは言うまでもない。深夜の人気トーク番組"Jay Leno"でもわざわざ写真付きで全米に紹介されていた。「日本では、こんな缶ジュースがあります」という司会者の説明で画面に映された時は会場にいた観客も抱腹絶倒。
今年になって、「うんこ漢字ドリル」が日本で流行っているのがアメリカに伝われば、この缶入りBMも本当に「それ」が入っていると思われてしまうかもしれない。なにしろ、コーヒーの実を食べるジャコウネコ、そのふんから取れる豆を原料とした「コピ・ルアク」は高級コーヒーとして世界的にも有名だからだ。
日本ではそれとは知らずに命名したBM Coffeeだが、「コピ・ルアク」の入った缶コーヒーを、実際にBM Coffeeとして全米で売り出せば話題になること間違いなしだ。
アメリカの映画を見ていても「シット"Shxt"(xをiに置換して読んでください)」というセリフを耳にしたことがあると思う。日本語ではよく「クソっ」と訳されることが多い。そのまま「クソ」なのだが、日本語よりも本来の意味に近いため、日本語で「くそッ」と言うよりも下品に聞こえる。そのためアメリカ人は子供の前ではこの単語はなるべく使わないように注意するし、子供に対してもこの言葉を使わないよう家庭で教育するのが一般的だ。(大人同士の会話でも良識ある人は使わない。)
そのため、英語ではそれ以外の言い方で「うんこ」を表現することがたくさんある。
例えば、先月CNNの生放送で司会者のアンダーソン・クーパーも「うんこ」発言をして全米を騒がせていた。
これがそのシーン。
トランプ大統領の分別のつかない行動を擁護する人に対して、業を煮やしたアンダーソン・クーパーが、
「たとえトランプ大統領が机に「うんち」をしてもあなたは彼を擁護するんですね」
"If [Trump] took a dump on his desk, you would defend it."
と言っている。スタジオの出演者からも失笑が聞こえる。「ダンプカー」や価格の「ダンピング」と同じ語源の"dump"が、この場合は「うんち」の意味になる。"Shxt"よりかは何倍も婉曲表現のため、テレビで発言してもかろうじて許されるレベルだが、実はこれもあまり上品な言い方ではない。男子学生が言うような荒っぽい粗野なニュアンスが含まれている。業を煮やしたアンダーソン・クーパーの、ストレスが感じられる言葉の選択だ。
このほかにも、医学的に話す場合はfecesやstool、そして子供言葉にはpoop、number two という言い方もある。その他にもdung、droppings、crapなど様々なバリエーションがあって、その数の多さから、英語圏の人たちがどれだけ「うんち」にこだわっているかうかがい知ることができる。
number oneが「小」で、number twoが「大」というのは日本語にも通じるところがある婉曲表現だが、さらにうんちのことを"BM"(ビーエム)という言い方もある。これは"bowel movement"(腸の活動)という医学用語の頭文字をとっているのだが、子供でも使う一般的な単語だ。
学校帰りに犬のフンを踏んでしまった時も、"I've stepped on a BM. Gross!"(うんち踏んじゃった。キモっ!)と言ったりもするし、お医者さんが"Did you have a BM this morning?"(今朝、排便がありましたか?)と使う時もある。非常に婉曲的に「それ」を言うことができる便利な言い方だ。
そしてなんと、日本にはかつてBMと大きく銘打ったコーヒーがあったのだ。「微糖ミルク」の頭文字を取って「BM coffee」と商品名にしたようなのだが、これを見たアメリカ人がお腹を抱えて笑ったのは言うまでもない。深夜の人気トーク番組"Jay Leno"でもわざわざ写真付きで全米に紹介されていた。「日本では、こんな缶ジュースがあります」という司会者の説明で画面に映された時は会場にいた観客も抱腹絶倒。
今年になって、「うんこ漢字ドリル」が日本で流行っているのがアメリカに伝われば、この缶入りBMも本当に「それ」が入っていると思われてしまうかもしれない。なにしろ、コーヒーの実を食べるジャコウネコ、そのふんから取れる豆を原料とした「コピ・ルアク」は高級コーヒーとして世界的にも有名だからだ。
日本ではそれとは知らずに命名したBM Coffeeだが、「コピ・ルアク」の入った缶コーヒーを、実際にBM Coffeeとして全米で売り出せば話題になること間違いなしだ。
写真:http://www.asahi-net.or.jp/~QE9A-NGC/coffee/data/pkmrbm2.htm
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